ステージライトはダイナモ

君が私の道を導いてくれる灯台とぃぅなら
背中から強く明るく照らしてくれ。
こっちからは逆光で君の姿は眩しすぎて捕えられないけど
君から私はどんな惨めな姿で映っている?
どんな目をして君を見てる?
そして君はどんな目で私を見てる?
さげすみの色も悪意の欠片もないガラス玉みたいな空洞の光の粒から
私の希望は水になって滴る。
君に愛されたいよ。
ただただ灯台は眩くから
目をしぱしぱしてくうちに自分が消えてくのがわかるよ。
君の光に溶けて消える。
目の前で私が蒸発してしまっても
君のキラキラとしたダイヤは昨日までとかわらずまたなにかを探しては照らし続ける。
まるで太陽のように照り付け焦がして繰り返す。