。
あれだよ。
ほんと痛いと笑っちゃうもんなんだね。
苦笑いだけどさ。
■
頭の皮膚が全部はがれるかと思った。
久しぶりに痛みで泣いた。
硝子
ぁぁ。
苦しいな。
抜け出したい。
見えない壁が見える。
…
大ダメージ。
HPが0になっちゃった。
誰か教会に連れてって…
ぁぁ
触れられるだけで
体に電気が走る。
病気というなら荒療治でも治して。
あんたのせいなんだよ。
■
暗い部屋で
私の好きな色の水色と青に包まれて
呼吸するように耳から音符を吸収し
今日おこったいくつかの幸せを指折り数えるとき
脇においた小さなぬいぐるみが何故か熱い
確実に近付いてるのがわかる。
足元が踝から柔らかく暖かい。
何故か視界がにじんで浮かぶ。
この優しい歌と空気が私を満たしてくれるなら
ぁぁもぅ何も要らないとさえ思うんだよ。